Aug. 22, 2024

Koji and my Birthday

サミュエル・ウルマン   青春

                                             訳詩 岡田 義夫

 

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。

優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、

 

怯儒を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、   (きょうじゅのじゅはこざとへんが正しい)

 

こう言う様相を青春と言うのだ。

年を重ねただけで人は老いない。理想を失う時に初めて老いがくる。

 

歳月は皮膚のしわを増すが情熱を失う時に精神は萎む。

苦闘や孤疑、不安、恐怖、失望、

 

こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂を芥に帰せしめてしまう。 

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。

 

曰く「驚異への愛慕心」空にひらめく星辰、その輝きにも似たる  (しんは日冠に辰が正しい)

事物や思想の対する欽迎、事に處する剛毅な挑戦、

小児の如く求めて止まぬ探究心、人生への歓喜と興奮。

 

人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる 

人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる 

希望ある限り若く 失望と共に朽ちる 

 

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、

そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない。

 

これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも覆い尽くし

皮肉の厚氷がこれを固くとざすに至ればこの時にこそ人は全く老いて

神の憐れみを乞う他はなくなる。
                   原作 サミュエル・ウルマン   訳詩 岡田義夫

 

 この詩文は家の隣の兵庫県立美術館にある「青いリンゴ」のオブジェ、モニュメントにある銘板の中の一節である。安藤忠雄さんがこの言葉に触発されて美術館に寄贈したモニュメントに若い人がひっきりなしに訪ねてくるがその様子を私は自分の我が人生に照らし家から眺めている。自分への人生訓のような詩文だと思う。

 光司も私も・・・

いつまでも 心は 青春 だ !!!

 

 なお、赤字の部分は漢字を拾えず間違っているかと思うのでよろしくご考慮ください。(次で修正します)

 

  兵庫県立美術館の「青いリンゴ」        その向こうに見える建物の15階が我が家     
  兵庫県立美術館の「青いリンゴ」        その向こうに見える建物の15階が我が家     
「青いリンゴ」の横のサミュエル・ウルマンの詩の銘板 
「青いリンゴ」の横のサミュエル・ウルマンの詩の銘板